ハルムアンバサダーからのメッセージ
コール 美緒
シュタイナー教育濡らし絵講師
日本語教師時代に、NASAの素粒子物理学者であるブレナン博士の著書に感銘を受け、人間を多角的に理解したい思いで、米国フロリダ州の4年生ヒーリング単科大学BBSHに入学する。
卒業後、当時の東京医科歯科大学、精神科医の中村教授の御協力の元、不登校児、ひきこもり、鬱の方達にエネルギーワークやアートセラピーを行う。10年間の経験の中で、感覚を育む大切さ、自分の感情に繋がる大切さ、自分軸を育てる大切さを痛感し、そのような人間教育が必要であると強く思う。その時期に、人間の成長過程に寄り添う教育、人間を肉体のみでない大きな視点で捉えたシュタイナー教育に出会い学び始める。
シュタイナー教員養成講座終了、シュタイナー美術教員養成講座終了。E-Waldorfシュタイナー算数教育教師養成講座終了。現在は、シュタイナー美術、手仕事、シュタイナー式算数に携わる。また、教育の傍ら、織物作家として創作活動を行なっている。

ハルムとのご関係を教えてください。
毎月、3歳児クラスから5歳児クラスに、3色の透明水彩絵の具を使って、自分軸の土台となる感覚を育むぬらし絵を行っています。
ハルムへのメッセージ
最近の子供達は生まれた時から沢山の刺激にさらされています。多くの物を与えられ、忙しい日常の中で、ゆっくり何かに取り組んだり、じっくり感じたり、自分の手で何かを生み出す機会が失われてきています。シュタイナー教育の水彩では、一色の色にじっくり向き合う事から始まります。初めて私と出会った子供達は、「ピンクが欲しい、黒はないの?どうして?」等と言いますが、いざ赤い絵の具を紙の上に置くと、赤一色の世界に没頭していきます。色には心に働きかける大きな力があります。赤、黄、青の3色の色の響き合いを通して、子供達は自由に様々な色を作り、美しさや調和を感じる心を育んでいきます。また正解がない絵の世界では、濡らした紙の上を色が動くたびに、子供達は自分の感情や欲求に繋がり、自由に表現していきます。それは生きる力の土台になっていきます。
ハルムは自然豊かな、あたたかさと美しさに溢れる環境です。先生方をはじめ、ハルムの皆さんは子供達の本質を穏やかに見守り導いています。そんな理想的な空間で、ハルムの皆さんと共に、子供達の感覚を育み、豊かな一人一人の本質が育つお手伝いができる事は私の大きな喜びです。